2012年6月29日金曜日

デジタル広告におけるデザイン(小泉望聖/大学院特別講義)


イメージソースの小泉さんの特別講義

デジタル広告について
・4マス広告(テレビ、ラジオ、新聞、雑誌)
・平成8~18年で情報量が530倍になっているが、情報処理能力は上がっていない
・コンテンツが24hを奪い合っている
・情報のシャットダウン能力によって4マスを中心とした従来の広告手法はどんどん効かなくなっている
・デジタル広告=次世代広告
・他人事から自分事化へ
・デジタルは自分事化との相性が良い

デジタル広告におけるデザイン
クライアントからの要望を有形、無形のものでソリューションを実現している。
・有形:フロントエンドデザイン(UI、エクスペリエンスデザインなど)、バックエンドデザイン(各種プログラミング、システムデザインなど)
・無形:コミュニケーションデザイン(ゴールデザイン、ターゲティング、各種インサイトなど)
・クライアントの言いたいことだけを伝えても聞いてもらえない→文脈に混ぜる
・ユーザメリット(面白がる、体験する、共有する)
・クライアントからの要望を解決し、そこからコンセプトを考える→クリエイティブジャンプ

これからの展望
・web、モバイル:AR、Felica、準静電界、リアルな場や人(アナログ)にデジタルとの融合
・デジタルサイネージ:サイネージとネットの連携によるターゲティング型のコミュニケーションやサービス
・広告業界:業界の境界が溶けてきた。付加価値の創出。グローバルなセールスサポートにクリエイティブの力を



事例で紹介されていた、「The Last Guy」というゲームのプロモーションで、URLを入力するとそのサイトがゲームのステージになるというのが特に気に入りました。そのゲームを知らなくても試してみたくなります。



講義の後の懇親会で紹介していただいたコットンについてのムービーが親しみやすくて分かりやすいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿