紙を折りまくって発想します。
全員の作品の講評。
芦沢さんのお話のメモ。
- 自分で作ったものが世の中に出たら、どんなリアクションがあるかという好奇心がある
- 自分の土俵で戦うことで、普通のデザイナーが作らない家具を作りたい
- 商品化の敵はカスタマーセンター
- 自分にしかできないことを考える(例えば、9mmの丸棒でできることが分かっている)
- 工場を見に行く(日本ではなかなか作れないので、台湾の工場へ行った)
- 事務所の家具を自分で作ることで、空間にリズムが生まれる。ノイズが減る
- まず紙で考え、鉄で作ったらどうなるか。厚さごとに検討する
- どこにでもある紙をちょっとした空き時間に折って見る。技が増える
- 自分で作ったものから発展させる。続けることが大事
ミラノサローネ出展へのアドバイス
- ミラノサローネでは、プロも学生も関係なく同じ土俵で見られる
- なぜこれを作るのか、なぜこれがいいのか、自問自答を繰り返すしかない
- 優れているデザインには全てに意味がある
- もっと世の中の優れたデザインを見る必要がある
- 新しいアイデアよりも、もっとインパクトがないと見てもらえない。ものの存在が美しいかどうか
- とことん努力してダメだったらしょうがない
- 自分の気持ちを伝える。語学は必要
- 実際に失敗しないと、本当にやろうという気にはならない
芦沢さんの言葉は説得力があり、広くデザインについてアドバイスをいただきとても刺激的でした。