こちらはロール状の紙が入っていることが分かるような形。
こちらは持ち運ぶタイプで、バッテリーが入っていることが形に表れています。
8月22日の「マリオベリーニの会」の三浦英夫さんのお話のメモ。
- ベリーニは、まず依頼を受けたら条件を全て理解し、一回目のプレゼンまで3ヶ月は時間をとる。打ち合わせや改良を重ね、盲点を見つけ出す。そして、最後は全て自分のデザインにしてしまう(自分のディテールを加える)
- ベリーニのすごいところは、最後の1分まで追及する集中力
- 企業を選ぶこと。対象とするものについてのトップ企業と仕事をする
- 色は時計で言えば12時の両隣の色か、反対の色を選べば失敗しない
- イタリアではデザインの好き嫌いがはっきりしている。日本ではこのデザインは一般的にはどうとか、ちょっと固いというように表現が曖昧
- エンジニアである弟のダリオ・ベリーニの存在。何か一つ秀でたものを持つこと。別の部分が秀でた人と組む
- 海外へ行くことになったら、日本の文化を徹底的に学ぶこと
多くの資料やモックアップを見せていただきました。
車のモデルもスタイロフォームで作ってしまいます。
象印の電気ポットのモデル。原寸、立体。
ベリーニの特徴的な面のつながり。
ヤマハのヘッドホンの図面。
両手で食卓へ持っていくことを考えてデザインされた羽釜をモチーフにした炊飯器。ちょんまげのイメージも。